社会の底辺で生きる若者たちの断面を、飾り気なしに淡々と描いた映画です。 2005年カンヌ映画祭最高賞パルマードル受賞作。
この映画コピーは、「痛みを知ること、やさしくなること。」 大人になるとは、他人の痛みを知る時なのでしょう。
特に印象に残った場面は、主人公たちの脇で描かれていた刑務所での面会場。広い会場なので何組もの家族の面会風景が映ります。とある受刑者の男が、妻が連れてきた娘の髪をなでるシーン。数少ない救いのある光景でした。
お勧め度 ★★★ -観客総数4人のうち、親子(母と中学生くらいの娘)で鑑賞していた方がいました。こんな重い暗い映画を?確かに文部科学省特選の作品でしたが。
水戸テアトル西友のため加算なし 6000マイルまで1457