第3次世界大戦後、アメリカを植民地とする独裁国家イギリス。仮面のテロリストは、サトラー率いる独裁国家に挑戦していく。最後に、独裁者に家畜化された人民も、目覚め立ち上がる。
しかし、独裁者を選び出したのは、その人民自身。独裁者に立ち向かっていく姿が、新たな独裁者を求めている姿に、見えたのは、私だけでしょうか?
ガイ・フォークス・デイと火薬陰謀事件というイギリスの歴史を理解していないと、この映画の面白さの半分は失われるでしょう。ちなみに、私は失われました。
また、仮面のVフォー・ヴェンデッタと丸刈りのイヴィー、主人公たちが異形な姿をとっていたのも、ペルソナの意味としてより、私の現実感を引き離すだけだったようです。
お勧め度 ★ 私の満足度 ★
ラストの爆破シーンは、美しい。破壊は創造の始まり!
シネプレックス水戸にて
公式HP Vフォー・ヴェンデッタ