ホテル・ルワンダ
2006-12-30


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略奪と殺戮が目的としか、言いようがない戦い。内乱・民族間紛争の痛ましさ、おぞましさを、まざまざと見せつけらました。

ツチ族とフツ族の歴史的対立が原因なのですか、利権に群がる人間の欲望が、一層の混乱を増していく。そして、犠牲になるのが、一般市民。正にこの世の地獄、「百万人の虐殺」が実際にあったなんて。しかし、人間にはそれを行う、負の一面を持つのでしょう。

この主人公ポール(ドン・チゲール)は、ホテルの支配人として、軍隊、政府高官たちに取り入り、家族の安全を確保しようとしていたが、現実の紛争は、そんなもので守れるほど易しくなかった。

人道支援という言葉も、資本の論理のまえでは、空手形。そんな国際社会の現実も、描いております。

お勧め度 ★★★★★ 私の満足度 ★★★★

年末になってやっと、水戸のスクリーンにやってきてくれました。お見逃しの方は、DVDで是非観てください。

水戸リードシネマ(12/24)にて 公式HP ホテル・ルワンダ

[洋画 は行]

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