「文部科学省特選」的な非常に真面目な映画でした。近作でいえば、「バルトの楽園」の雰囲気です。中盤から中心は山尾となり、政治家ではなく、近代化の礎を築いた技術者の視点となります。
時代が変革する時、ある世代は、その原動力となる使命を担う。幕末の時代の変革時期、現代日本のひな型を作った、若者たちの姿を、描いています。
ロンドン大学では、留学生であった長州ファイブ(伊藤博文、井上馨、井上勝、遠藤謹助、山尾庸三)称え5人の名前を刻んだ「日本記念碑」が構内に建立されているそうです。
お勧め度 ★★★ 私の満足度 ★★★
父、松田優作のDNAだけの魅力なのか、これからが、真価が問われる松田龍平に、期待したいですね。
水戸リードシネマ(3/29)にて 公式サイト